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交通裁判「阿部事件」
検察官殿、加害者を"不起訴"にした根拠は何ですか?
2001年10月16日、愛知県豊田市の交差点を大型バイクで直進中、Uターンしてきた対向車と激突し、死亡した阿部浩次さん(当時29)。警察は、交差する道で信号待ちをしていたドライバーの証言を元に、「被害者のバイクは青信号だった。事故はUターンした加害者にある」と遺族に説明した。
ところが事件から1年2ヵ月後、検察庁から突然告げられたのは、「加害者不起訴」という報告。しかも…。
p.082
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最高裁は果たして公正な判断を下せたのか!?
先月4月21日、和歌山カレー事件の最高栽判決が下されたはずである。4月上旬、この原稿を書き上げている現時点では、当然ながらその判決内容を知る由もない。すでに判決結果をご存知の読者諸氏には、その最高裁の判断が公正なものであったか否か、本稿と照らし合わせて改めて判決結果をご一考いただきたい。
尚、本稿は、一、二審判決が林眞須美被告に対して、有罪死刑を言い渡した理由の一つひとつを検証するものである。
p.018
冤罪は最大の人権侵害の一つです
フェミニズムの視点から、人権に深く関わり発言し続けている作家、落合恵子さん。
冤罪がなくならない社会、人が人を裁くことを強制される時代の息苦しさはどこから生まれ、どこに行こうとしているのか。
社会の周辺に追いやられた声の側から、冤罪を生む構造をどう変えていくべきか、お話を伺った。
p.036
死刑に本音で向き合うことを余儀なくさせた冤罪死刑囚との「出逢い」
司法改革の目玉としての裁判員制度がいよいよ施行される。
裁判への市民参加は、冤罪を生み出す構造を変えるのか?
一方では死刑判決・執行の顕著な増大に見られる厳罰化の進行の中で、私たちは死刑と冤罪にどう向き合うのか。
気鋭のドキュメンタリー映画監督・作家の森達也氏にお話を伺った。
p.002
見込み捜査が生み出す冤罪の危険
昨年5月、京都府警舞鶴市内で起きた女子高生殺害事件。10ヵ月を過ぎた今年の3月現在、いまだに解決の見通しは立っていない。
だがこの事件では、一人の男性が窃盗容疑の別件で逮捕された上、殺人・死体遺棄容疑で家宅捜査が行われた。だが、その結果、何らの証拠発見にもいたっていない。
p.010
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